先日、ドイツのケーレスからセンナ・メリディオナリスの種を購入しました。
(簡単な種まき方法と生育レポートはこちらをご覧ください。)
しかし!!
明らかに種子のコンディションが良いにも関わらず発芽しない子がいるではありませんか!
何度も種を撒いてると正直、「この子は厳しいなー」なんて思うこともしばしばありますが、その逆です(笑)
発芽スイッチが入ってないんだと思い、色々な方法を試した結果、割と調子が良かったものとそうではなかったものをまとめておきます。
ちなみに10粒程を実験対象にし、下記処理を行なって1週間放置して動きがなかったら次のことを試しております。
熱湯処理をしてみる
同じマメ科のアカシアの種を以前蒔いたことがあるのですが、その際に熱湯処理をしていたことを思い出し、試しにやってみました。
結果は、、
効果なし(笑)
何となく発芽した子と比べると、やっぱり種子の殻が硬くて吸収できていなそう。
カッターで傷をつける
これに関しては初めてだったのでドキドキしながら作業しました。
センナの種子は先の尖った方から根が出るので、そこは傷つけないようにカッターで傷をいれます。
(ヤスリでも良いと思います)
結果は、、
発芽したーっ!!
最初に種を撒いてから1ヶ月。
早い子はすぐに発芽して成長しているにも関わらず、何ともマイペースな子達よ、本当に(笑)
でも、これで確信しました。
単純に時間と共に殻が硬くなっていて、吸収出来なかっただけだと(笑)
硬実種子に該当するのかは微妙だとは思いますが、もしも同じようになかなか芽が出てこない方は、諦めないで少し種に傷を入れてみて下さい。
傷をつけた後、1日で種がパンパンに膨らむ子達は大体発芽します。
是非お試しあれ!
その後
全部で500粒程度購入していたので、その後は全てカッターで傷をつけて発芽を促しました。
段々上手くなってきたからなのか最終的に80%以上発芽してくれています。
種に傷をつけた子達も、すくすくと成長しております。
このままどんどん大きくなってくれるでしょう。
まとめ
正直ドイツのケーレスでの種子の保管状況は分かりませんが、色々やってみて思ったのが尖った部分を物理的に切るのが一番効率が良かったです。
注意点は
切りすぎない!!
これだけですね(笑)
ほんとに1mmとかそのレベルです。
切るより削るに近いかもしれません。。
種子は濡らしてもカビが生えなければ1ヶ月後でも処理をしてすぐに発芽してくれました。
しかし、切りすぎて中身が腐ったものは当然のように発芽してくれません。。
センナの種子はなかなか高価ではありますが、決して発芽自体は難しくありませんので、是非チャレンジしてみてくださいね。