私は塊根植物にハマった時期が9月頃ということもあり、本格的に集め出したのが冬型のコーデックスでした。
現地球株、実生株、種などといった購入方法がありますが、この冬私が集めてみた塊根植物で育てやすかったものや苦戦した部分をお伝え出来ればなと思っております。
ちなみに自分の育成環境はほとんど屋内となっております。
冬型ではありませんが、人気塊根植物であるパキポディウム・グラキリスを種から1年間屋内で育てたブログもありますので是非参考にしてみてください!
冬型コーデックスとは
基本的には涼しい環境を好む塊根植物のことを言います。
但し、日本の冬とは根本的に違いますので、真冬に外に出しておいたらほとんど枯れるでしょう(笑)
だいたい10〜20℃(25℃程度)を好むと思って頂ければ良いかと思います。
植物のサイズや根の状況によって異なるかと思いますが、基本的には屋内管理です。
冬型コーデックスの代表的な種類
チレコドンの代表種
チレコドン・ペアルソニー(白象)、チレコドン・ワリチー(奇峰錦)、チレコドン・パニクラータス(阿房宮)、チレコドン・レティキュラータス(万物想)
オトンナの代表種
オトンナ・ユーフォルビオイデス、オトンナ・カカリオイデス、オトンナ・へレー、オトンナ・クラビフォリア、オトンナ・レトロルサ、オトンナ・レピドカウリス
ペラルゴニアの代表種
ペラルゴニウム・ミラビレ、ペラルゴニウム・トリステ、ペラルゴニウム、ペラルゴニウム・アッペンディクラツム、ペラルゴニウム・オレオフィルム
サルコカウロンの代表種(現モンソニア)
サルコカウロン ・ムルチフィズム、サルコカウロン ・クラシカウリス、サルコカウロン・へレー
その他冬型代表種
ケラリア・ピグマエア(後で紹介しますが、育てた感じだと上記の冬型とはちょっと違う感じ)
ディオスコレア・エレファンティペス(アフリカ亀甲竜)
私がおすすめする冬型3選
ぶっちゃけそんなにいっぱい持っているわけではありませんが、私が育ててみて良かったなーって思った植物を独断と偏見でご紹介します!
3位
ケラリア・ピグマエア
先程も軽く触れましたが、ネットとかで調べるとピグマエアは冬型として紹介されているケースがほとんどですが、この子達は1年通して成長するので他の冬型とはちょっと違います笑
冬型って呼ばれる子たちのほとんどは真夏に葉っぱを落として休眠期に入り、少し涼しくなってきたタイミングで芽吹いてくるのですが、このピグマエアは基本的に落葉しません。
管理としては、日当たりの良い窓際に置いておくのがグッド!
上手に肥料を与えながら育てるとめちゃくちゃ成長を感じられますよー。
デメリットはシンプルに高い、、
一時期流通量が減ったからなのか、かなり値段が高騰しております、、(特に現地球)
信頼のおける方から種を購入するのはアリで、私も5粒ほどネットで購入してみましたが、全て発芽してくれて、この冬一番テンション上がりました笑
飼育方法もそんなに難しくありませんが、くれぐれも真冬に外に出しっぱなしにはしないよーに!!
私の体感ですが、5℃を下回ると結構1日で枯れたりします。。
ピグマエアは自分の場合、屋内でずっと飼育しているのですが、もし良ければコチラの記事も参考にしてみて下さい!
2位
オトンナ・ユーフォルビオイデス
第2位は冬型といえばこれっていうユーフォルビオイデス。
何で2位かっていうと値段、育てやすさ、大地を感じるフォルム、どれをとっても平均点が高い印象だったので選びました。
私自身も一番最初に買ったのはユーフォルビオイデスです。
オトンナは日本にもかなり流通しており、手に入れるのはそんなに難しくはありません。(おすすめはメルカリかなー)
※現地球はあんまりないかも。
実生でも1年目から花芽をつけることも少なくないので、複数株購入して受粉させる楽しみ方も出来ますよー。
また、種子の発芽は低温湿潤管理をすれば結構簡単なので、初めての人も是非トライしてみてください。
1位
ペラルゴニウム・ミラビレ
単純に一番好きなので1位です笑
金額は高いです、、種も高いです、、
ただ、1鉢あるだけでもう十分!!
ほんとにアフリカの盆栽だなーって感じ。
花も綺麗で大きなのが咲きますよ。(受粉も簡単)
また、挿し技で増やすことが出来ますので、大株を買って少しずつまびきながら増やしていくのもありですかね。
発根管理や挿し枝についてはいくつかまとめておりますのでコチラをどうぞ。
1位
モンソニア (サルコカウロン)
数ある冬型植物の中で近年希少性が上がっているサルコカウロン(現モンソニア)。
自分は色々考えて現地株は買うのをやめましたが、実生でも十分現地株に負けない株を作ることが可能です!
モンソニアはムルチフィズムが最もメジャー種で、その他にペニクリナムといった希少種が存在しますが、特徴はやっぱり大きな花ではないでしょうか?
実生1年でも上手に育てると大きな花を咲かせることが出来ますので、是非種子から育ててみてください!!
まとめ
実際のところランキングなんてものをつけてはみたものの、正直自分が育てているものは全部おすすめです笑 (だって自分で選んでるし)
もしかしたらまた次の冬にはこのブログのランキングが変わってるかも。なんて。
冒頭でお伝えした通り、冬型といっても原則屋内で管理するのが主流な冬型塊根植物。
値段はどいつもこいつも可愛くないですし、なかなか普通の園芸店では売っておりませんが、お気に入りの1鉢を見つけた喜びや、花が咲いたときの喜びは計り知れません。
ここまであーだこーだ書きましたが、自分自身のお気に入りを是非とも探してみてくださいね(^^)